ヘルニアで起こる疼痛の原因はなにか?
ヘルニアによる神経根の圧迫が直接的な疼痛の原因ではないこともあります。
ではこの時痛みの原因は何なのでしょうか?
炎症が疼痛の原因である可能性があるのです。
髄核のなかには炎症を起こさせる物質があり、椎間板ヘルニアの場合にはこれが外に漏れ出ることになります。
そうすると椎間板の周囲の組織にプロスタグランジンや発痛物質、炎症性サイトカインなどの物質が産生され組織に炎症がおこり痛みが起こります。
正常な神経根は圧迫されても痛みは出現しにくく、炎症を起こした神経根が圧迫を加えられると痛みが発生すると考えられています。
そのため、ヘルニアの急性期の治療としてまずは炎症を抑えるという治療が第一選択となり、この時期は患部安静や投薬で対応することが必要です。
炎症が治まってしまえば画像上ヘルニアがあっても症状が治まり、その後しばらくすると自然にヘルニア自体が縮小もしくは消失しているということもあります。
ヘルニアにおける疼痛の原因は、
①神経根の機械的圧迫
②炎症生産物による化学的侵害刺激
この2つが絡み合って痛みが出現します。
このどちらが主たる原因かをまずは評価することが大切です。
それは人によって様々ですので結果的に神経根の機械的圧迫が主たる原因と判断されれば、手術をしてその圧迫を解除する必要性がでできます。
まとめ
腰椎椎間板ヘルニアにおける基本的な病態と痛みの関係性ついてお伝えをしました。
MRIのヘルニアの状態と実際の痛みとは必ずしも相関はなく、神経根の圧迫以外にも炎症という病態が影響を及ぼしています。
そのためヘルニアは手術しなくても治る!というのは間違いではありませんが、正解ではありません。
まずは保存療法で炎症症状が落ち着くまで様子をみて、それでもダメであれば手術という選択肢が必要となってきます。
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