大腰筋の特徴

(作用)
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股関節屈曲 ⇒ エビデンスあり
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股関節外旋 ⇒ エビデンスあり
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股関節内旋 ⇒ エビデンスなし
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腰椎屈曲 ⇒ 諸説あり
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腰椎伸展 ⇒ 諸説あり
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腰椎の安定 ⇒ エビデンスあり
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※さらに、体幹側屈運動に関与しているとの報告もある。
大腰筋の股関節における作用
股関節外旋作用に関して
大腰筋は屈曲作用の他に、外旋作用があることが分かっている。
ただし一方で、大腰筋が担う外旋作用は非常に小さいとも言われている。
あるいは、筋力トレーニングにおいても考慮されることは少ない。
※逆に、屈曲・外転・外旋運動によって、腸腰筋の活動を縫工筋が代償していないか注意することはある。)
立位姿勢における腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)の筋活動に関して
直立姿勢において、一般的に頭・腕・体幹の重心は、股関節の屈伸軸より後方にあるため伸展モーメントが生じる。
従って、(理屈としては)直立姿勢を保持するためには、持続的に股関節屈筋群の収縮が必要ということになる。
ただし、その際に活動する筋活動は非常に小さく、随意性収縮の2%で構わないとする文献もある。
腸腰筋の筋活動が高まる股関節屈曲運動
腸腰筋は、股関節を屈曲する作用がある。
従って、SLR運動で高く下肢を挙上した際や、股関節の屈曲を伴う腹筋運動の後期、足踏みなどの股関節深屈を伴う運動で活動性が高まる。
※SLR運動は、膝伸展筋力向上という側面もあるが、それ以上に股関節屈曲筋力向上という側面のほうが強い場合もある。
腰部における大腰筋の作用
大腰筋は、腰椎の屈曲や伸展(腰椎前彎)に作用すると一般的に言われているが、厳密には諸説あるようだ。
そして、個人的には「腰椎の肢位(屈曲位か伸展位(前彎位)かによって、どちらにも作用するのでは?」と思っている。
例えば背臥位での腹筋運動(仰向けの状態かから、腹緊を収縮させつつ上体を持ち上げる)の際では腹筋運動後期になるほど腸腰筋の活動が有意となっており、この筋活動によって「(股関節の屈曲のみならず、腹直筋と共調して)腰部屈曲作用の補助」もしていると考えられる。
つまり、このケースでは「腸腰筋の腰椎屈曲作用がある」という事が分かる。
『腰椎が前彎位で収縮するか後彎位で収縮するかで、腰椎の屈曲にも伸展(っというか前彎位保持)にも働くことのではないか』
腰部における、その他の腸腰筋の運動としては以下が確認されている。
側臥位で体幹を起こす際に求心性収縮が起こる
立位で対側に側屈にする際に遠心性収縮が起こる
通常の機能から逸脱してしまうと痛みやしびれが出現します。
通常の機能から逸脱してしまうと痛みやしびれが出現します。
第3回もお待ちください
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