【ヘルニアの分類】
・突出型:繊維輪の外層が保たれており、髄核が腫瘤状を呈する。
*若年者に多い。椎間板変性が少なく保存的療法の効果あり。
・脱出型:髄核が線維輪最外層を突き破って椎間板の外部へ脱出している。
*成壮年者に多い。
【MRI像で突出する部位による分類】
・神経根圧排型
広い脊柱管の症例にみられるもので、ヘルニアに圧迫されても神経根は後方へ移動できるため神経根疼痛は比較的軽度であることが多い。
・神経根絞扼型
脊柱管や椎間孔の狭窄、神経根直下のヘルニアでは神経根が椎間孔内で回避することができずにヘルニアと椎弓間で絞扼され、著明な足の痛みを伴うことが多い。
・正中型ヘルニア
ヘルニアの症状のなかで、腰痛のみの主症状をとすることが圧倒的に多く、脊柱管内占拠率が低いという特徴を有している。
・外側ヘルニア
外側ヘルニアによる圧迫は神経根の後根神経節が障害されやすく、著明な神経根性疼痛を認める。
画像上の椎間板ヘルニアと実際の症状は相関しない場合が多い。
椎間板ヘルニアの診断にはMRIが用いられるのが一般的です。
ヘルニアの疑いがあった場合、実際にヘルニアがあるかないかという構造的な所見の評価は診断上必要ですが、それだけで治療方針は決定されません。
ヘルニアが神経を圧迫しているからといって必ずしも痛みが出現するわけではないということがあります。
MRI画像上では明らかなヘルニアがあるにもかかわらず、しばらく保存療法で経過観察していたら痛みが改善しているというケースも少なくありません。
これが「ヘルニアは手術しなくてもよくなる病態である」と言われている理由です。
腰椎椎間板ヘルニアの基本は保存療法なのです。
しかしながら、ヘルニアには上記のようにいくつか種類があり、その部位と程度によっては神経根性疼痛が腰や下肢に強く出現することもあります。
このような場合には保存療法では対応できず、手術による治療が必要になってきますので注意が必要です。
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